為替の動向(9/4)
9月19-20日「FOMC」前の 最大の注目材料は、来週13日に控える「米8月消費者物価指数 (以下、CPI) 」。 CPIの結果 ⇒ FOMCと、ドル円のトレンドが 変わる可能性がある。尚、引き続き、政府・日銀の為替介入は警戒される。先週発表された 米経済指標は「雇用統計」まで 総体的に低調な内容で、ドル円 と 米長期金利は、基本、右肩下がりだった。しかし「 ISM 製造業 景況指数」に 底打ち反転の兆しがみえると 一転、米金利の上昇と共に146円台前半まで 値を戻した。
今週は「8月 ISM 非製造業 景況指数」が発表される。堅調な内容となれば 1日同様、ドル買い・円売りが優勢となりそう。
あと、FRB高官の発言に注目。1日、メスター・クリーブランド地区連銀総裁が、
- インフレは一定の進展があるものの、依然として高過ぎる。
- 失業率は3.8%と低い水準である。
- 今後の政策決定はデータ次第。
など発言し、米金利の上昇とドル買い・円売りをサポートした
オールイヤーズ事務局で作成した記事です。