6/15の市場動向 - 日経平均は続落、NYダウは大幅反発
日本市場:
日経平均は303円安の26,326円と4日続落しました。FOMCへの警戒からと思われます。
日経平均VIは26.3、NTレシオは14.18でした。売買代金は2.8兆円、空売り比率は46.1%、騰落レシオは95%でした。円ドルレートは134.7円、10年国債利回りは0.253%でした。
海外市場:
NYダウは304ドル高の30,669ドル、ナスダック指数は+271の11,099ポイントと大幅反発しました。FOMCで予想通り75bpの利上げが行われた安心感からと思われます。
米10年国債利回りは3.29%に低下、VIXは29.6に低下しました。
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*日経平均VI(ボラティリティインデックス)とは、投資家が日経平均株価の将来の変動をどのように想定しているかを表した指数です。指数値が高いほど、投資家が今後、相場が大きく変動すると見込んでいることを意味します。
* NTレシオとは、日経平均株価(日経平均)をTOPIX(東証株価指数)で割ったもの。両者の頭文字をとってNTレシオと呼ばれています。日経平均は、日本経済新聞社が、東京証券取引所プライムに上場する約2,000銘柄のうちから、市場流動性(売買の活発さや安定度)の高い225銘柄を選定し、その株価合計を除数で調整した平均価格のため、株価の高い値がさ株(ハイテク関連セクターなど)の影響が強く、TOPIXは東東京証券取引所プライム全上場銘柄の時価総額による加重平均で計算されるため、時価総額の大きい銘柄(内需セクターなど)の影響を受けやすい傾向にあります。そのため、ハイテク関連セクターの株価が内需セクターよりも上昇するとNTレシオが上がり、内需セクターの株価がハイテク関連セクターより上昇するとNTレシオが下がる傾向にあります。
*VIXとは、Volatility Index(ボラティリティ・インデックス)の略で、恐怖指数とも呼ばれています。株式市場に対する投資家の心理状態を数値で表したものです。アメリカのシカゴ・オプション取引所(CBOE)が、米国株価指数S&P500を元に算出・発表している数値です。S&P500の値動きが激しくなると予測する投資家が増えると、VIXは上がり、S&P500が安定すると予測する投資家が増えるとVIXは下がります。