人生を最後まで生きるために必要なお金の計算
- 生涯収入
- 老後
- ライフプラン
人生を最後まで生きるためにどれくらいのお金が必要なのでしょうか。もちろん、これは人それぞれです。また、将来のことですから正確な金額がわかるはずもありません。しかし、ざっくりでも計算しておくことは、自分がいくら貯金や積立投資をしないといけないのか、どれくらい使えるのか、それとも節約すべきなのかを知る上で重要です。
1 生涯収入の計算方法
あなたの現在の収入と退職金から将来の収入をある程度は予測することができるでしょう。また、老後は年金が支給されます。年金の金額については、勤務先によって異なりますが、ある程度は予想することができます(ねんきん定期便やねんきんネットを見れば「これまでの加入実績に応じた年金額」はわかります)。
将来の収入と年金を合算したものが、あなたの生涯収入の基礎となります。
これに加えて、親からの相続財産や、資産運用によって得られた収益があれば、あなたの資産はその分増えることになります。
2.生涯支出の計算方法
あなたが何歳かによって、これから必要なお金は変わってきますが、20歳からの人生設計を考えた場合、日々の生活費のほかに必要な大きな支出しては次が考えられます。
- 結婚資金
- 教育資金
- 住宅購入資金
- 老後資金
これら大きな支出が予想される出来事をライフ・イベントといいます。
日々の生活費としてどれくらい使うのか、また、ライフ・イベントとしてどれくらい支出するのかを想定すれば、生涯支出をある程度予測することができます。
生涯収入と生涯支出がバランスしていれば、生涯にわたってお金の心配をそれほどする必要はないでしょう。生涯収入がオーバしていれば、あなたは経済的なゆとりのある生活をおくることができるでしょう。
他方で、生涯支出の方がオーバしているのであれば、収入や支出を見直すことが必要です。
自分でこのような資産ができないのであれば、専門家であるファイナンシャルプランナーに、ライフプランの作成を依頼することも一つの方法でしょう。